2020年度 第4回 活動報告

1.ドラマセクション活動報告 (文責: 山本佑香子)

 みなさまこんにちは。第4回目、10~11月の活動報告です。
 新型コロナウイルスの影響は大きく、例年のような活動は難しい状況にありますが、各大学で工夫を凝らした活動を行っています。ドラコミでは来年度のKDFに向けて各大学の課外活動実施状況等を共有し、開催方法などを工夫することでどうにか実施できるように準備を進めています。
 また、ドラマセクションでは、感染症対策をとりながら冬公演に向けた活動も行っています。各大学の練習状況・公演情報については、各ドラマセクションTwitterをご覧いただくか、部員に直接お尋ねください。
今後もオンラインも活用しながら試行錯誤して参ります。応援よろしくお願い致します。
 
<各ドラマセクションTwitter>
K.I.E.F. Drama Committee:@DramaKief
大阪大学:@ouessdrasec
大阪市立大学:@ocuessdrama
京都大学:@Kyotoessdrama
奈良女子大学:@nwuessdrasec


2. パーラメンタリーディベートセクション活動報告  (文責:細溝暉人)

 10月、11月のKIEFのParliamentary Debate Sectionの活動報告を担当させていただきます。9月のキエフキャンプでのパーラセクションの活動を持ちまして、今年のキエフでのイベントはすべて終了し、次年度のセクション長への引継ぎを行っている段階です。
 また、各大学ではオンラインで行われている大会に積極的に参加し、優秀な成績を収めていると聞いています。今後もしばらくはオンラインの活動になると思いますが、オンラインという特性を活かした活動に取り組んでいく予定ですので、皆様応援よろしくお願いします。


3.アカデミックディベートセクション活動報告(文責:高山浩幸)

1) 現在の活動概要
・2020年度後半の大会に向けてのプレパ
論題「The Japanese government should legalize voluntary active euthanasia.」(積極的安楽死)
現在はこれからの大会に向けて各大学プレパ期間となります。現段階でK.I.E.Fで大会に出場した大会はありません。
 
・新歓活動
各大学では例年にくらべ前期の段階で新入生の勧誘が上手くいっていないため、後期も引き続き新歓活動を行います。
 
・Jr.DLFI開催への準備
K.I.E.F.アカデセク2回生メンバー達が主催する大会です。2019年度のメンバーから現メンバーへの引継ぎは完了しました。
 
2) 現在までの活動実績
現在までにK.I.E.F.の各大学でアカデミックディベートセクションに入った新入生の数は以下の通りです。
大阪大学:2名
奈良女子大学:1名
大阪府立大学:1名
 
3) その他連絡事項
K.I.E.F. Camp や各大学での新歓の成果が出たのか、なんとかアカデセクに新入生が入部してくれ、K.I.E.F.からアカデミックディベートがなくなる最悪の事態は避けることができました。まだアカデセクが存在しているにもかかわらず一人も新入生を呼び込めていない大学については他の大学を見習って引き続き新歓活動を続けていきます。
 

各大学のアカデセクのTwitter account
大阪大学:@ODS16_Officia
奈良女子大学:@narajo_acdebate
大阪府立大学:@opu_ess
大阪市立大学:@OCU_ESS (アカデセクの活動を市大ESSのアカウントに統一)
 

4.スピーチセクション活動報告  (文責:水野曉寧)
 
【活動報告】
(1).  
1. 9月下旬 スピーチに興味ある子達のためにオンラインイベント開催
2. 10/3 秋オラ練習①(レシテーション)
3. 10/11 秋オラ練習② (トピック探し)
4. 10/17 秋オラ練習 (フロー作成など)
5. 10/26 秋オラ練習 (フロー完成)
6. 11/6 秋オラ練習(デリバリー,表現)
7. 11/10 秋オラ練習(原稿見ながら発表)
8. 11/13 秋オラ練習(メモライ・デリバ)
9. 11/17 秋オラ練習 (リハーサル)
10. 11/22 秋オラ本番! 
11. 11/8 秋KESSA杯
 
*秋オラとはKIEF主催の「秋のオラトリカルコンテスト」の略称です。KIEF連盟大学の一回生のためのインナースピーチ大会です。
*秋KESSA杯とはKESSA(Association of Kansai English Studying Society Speech Section)が主催するKESSA以外の大学も交えたジョイントスピーチ大会です
 
【活動の感想】
1~2について: キエキャン後の大学を超えた関係性
キエキャンを通して,スピーチに興味を持ってくれた子もいれば,各大学の宣伝により参加してみようと思い参加をしてくれた子もいて,キエキャンが終わると希薄になる大学間の関係も今回はオンラインというツールがあったからこそ維持そして構築できた面もありました。内容としては,スピーチってどんなものなのかを知ってもらうためにスティーブ・ジョブズの“Stay Hungry Stay Foolish”のレシテーションをしました。どこを伝えたいか話し合うだけでも,個々の感じ取り方は全く違い,またそれでいいのだとスピーチを通して個人の価値観にも触れる楽しい時間でした。
 
3~9について:超スピードスピーチ作成 ~本当にお疲れ様としか言い様がない!~
 スピーチを作成するためにかけられた時間は1ヶ月ちょい,という異例の作成でした。さらに,練習機会も10回に満たず,さらに欠席など考えると5回未満で本番に臨んだ人が多かったはずです。内容としては,トピック決め→ロジック→フロー作成→英語表現→デリバリー→発表と決めていましたが,個人で進捗が違うのでその点は個別に対応していました。ジャッジさんに提出するために,どうにかロジックを作り英語化し,添削をし(2日以内でよろしく!というハードさ),提出,という常にさし迫った状況ではありましたが,みんな頑張って書き上げてくれました。この時期の,過酷なスケジュールで苦しんでいたのはスピーカーだけでなく,運営も,でした。日程調整をして練習の機会を作っても,なかなか人が集まらなかったり,ジャッジとの原稿のやりとり,未提出者への対応など裏方の作業があるなど苦しい思いをしながらも,学業やバイトも両立させながら開催まで頑張ってくれた二回生には本当に頭が上がりませんでした。特筆しておきたいのは,「2回生の担当制」についてです。一人のスピーカーにつき一人の2回生が担当になり,進捗を調整し,添削をし,悩み事や困り事に対応していました。練習に参加できない分をこの制度で補填してくれていたからこそ,どのスピーカーも見事スピーチを書き上げ,メモライをしっかりし,本番に臨んでくれました。本当におつかれさま!と何度でもいいたいです。
 
10について:秋オラ本番! ~やってきました,ついに本番!~
 超スピードスピーチ作成の期間,そしてメモライを乗り越え,迎えた本番。今大会はコロナのためオンライン開催になりました。画面越しのスーツ姿の一回生達は,緊張しているような,家にいるからなのかどこか落ち着いているような表情で,緊張でピンと張った空気感の中行なわれるいつもの秋オラとはやはり違いました。今年はオンラインという特色を生かして,本番参加できない子でも事前にスピーチを録画してもらい,それを流すという参加の仕方も出来ました。しかし,一方で接続不良で途中で途切れてしまう,などアクシデントもありました。オンラインのメリット・デメリットどちらにも触れた大会でした。
 しかし,オンラインといえど本大会がもつ「アットホームさ」は確かに存在しました。接続が悪く,画面が途切れてもお互いに連絡を取り合って対処し,スピーカーに大丈夫だよ,とエールを送って再開する・コメント用紙代わりのグーグルフォームの設定がうまくいってなかったら3回生も加わって対応する・ジャッジさんも終始温かく見守ってくださる大会でした。形式が変わっても,変わったからこそ「支え合い」が随所に見えるKIEFの秋オラでした。本当に関わってくれたすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。
 また,超スピード作成の効果なのか,みんなメモライが完璧で一度もプロンプターを必要としませんでした。(これは本当にすごいことで,実際自分もメモライがとんで,プロンプターを呼びましたし,先輩方にも割と経験者がいらっしゃいます笑)
 
【所感】
 怒濤の10月,11月でした。…といっても,3回生としてちょこちょこ参加していながら感じた怒濤さであって,実際に秋オラを運営してくれていた2回生は比べものにならないくらい,忙しく,また大変だった時期でしょう。
11月22日というキエキャンも終わって間もない時期に開催を決めた今年度の秋オラ…。ドラマの冬公演や成人式、運営の都合やモチベーションの維持など諸事情を考慮した日程でした。一応3年スピーチに関わったものの意見からすると,この日程の決定は非常に不安でした。というのも,スピーチは最低でも2ヶ月はかけてつくるべし,という教えをいただいたことがあるからです。スピーチは自問自答を繰り返し,他者の意見を取り入れる柔軟さをもって,根気強く取り組まなければならないことがここからうかがえます。スピーチをほとんど経験したことがない1回生たちに,このスケジュールは過酷ではないか?果たしてスピーチを作成し,発表することまでできるのだろうか? 結論から言うと,この超スピード作成では,スピーチの基礎をしっかり押さえたスピーチ作成は困難でした。しかし,短期集中がゆえの良さもあったと思います。振り返って思うのはやはり固定日時による練習の重要性とスピーチ作成には時間がかかる,という事でしょうか。固定制ならば人の集まりが安定し,順調な進行が出来るため運営も参加者も幾分か楽になったのでは,とも考えられます。時間のかけ具合についてはスピーチ作成には個々で進める部分と,レクチャー,添削なにより意見交換が必要です。全てを十分に取り入れるとするとやはり1ヶ月というのは難しかったのではないかと感じました。次回への反省に生かしたい部分です。
 
【今後の展望】
 秋オラで一区切りついたことで,すこし練習ペースをゆるめることになります。10日に1度のペースでの練習をし,希望があれば増やしていくなど考えています。また,ドラマの冬公演が終われば,また活動ペースを増やしていく予定です。
12/13に同志社大学主催のジョイント大会にKIEFも参加することになりました。KIEF以外との交流も盛んにしていきたいです。
 
【大会について】
 11/8(日)に秋KESSA杯というジョイント大会がオンラインで行なわれました!KIEFからは奈良女子大学の千葉ほのかさんと大阪市立大学の福原さきさんが出場しました。
そして福原さんが2nd Prizeを獲得しました! 千葉さんも堂々とスピーチをしてくれました!
スピーチ界でもオンライン大会が多く開催され,例年の活気を取り戻しつつあります。KIEFからも積極的に大会に応募できるようにスピーチ指導を行なっていきたいものです。


5. ディスカッションセクション活動報告  (文責: 瀬田純平)
 こんにちは、2020年度ディスセクコミチを務めさせていただいております、阪大2回の瀬田です。
10・11月にかけての関西ディスの大きな行事は、10月10日のSION杯と11月29日のKDL秋フォーラムになります。同志社大主催のSION杯は関西ディスでは今年久しぶりのPDD大会になりました。オンラインでカメラ越しにチャート紙を見せ合うという慣れない環境でしたが、PDD大会の本番にしかない独特の緊張感を楽しめました。KDL秋フォーラムは本報告の執筆時は、まだ開催前になりますが、現在秋フォに向けてプレパ中です。KIEFからはSION杯よりも多い参加者が出場するので、関西ディスのなかでもっと認知されKESSAと深く交流していければと思っています。
その他大会以外に、秋冬学期開始以降は、関西合同オンラインプレパや関西交流会など、Zoomを使って関西ディス規模で交流する機会を設けています。関西合同オンラインプレパでは二週間に一度ほど、KDLの持ちまわりでPDDやODの練習会を、関西交流会では不定期で雑談やゲームを楽しむ会を開いています。春夏学期で一時はほとんど途絶えてしまった交流を、オンラインという新しい環境で深めていこうと、各大学のチーフ・ネゴが集まって企画しています。KESSA・KIEFの垣根を越えて、今後も関西ディスを盛り上げてまいります。


関西地区学生英語会連盟 K.I.E.F.

関西地区学生英語会連盟(通称K.I.E.F.(キエフ))の公式ホームページです。 K.I.E.F.は関西圏の6大学(大阪大学・大阪市立大学・大阪府立大学・京都大学・近畿大学・奈良女子大学)のEnglish Speaking Society(E.S.S.)の連盟組織です。

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